公開シラバス

年度 2023 年度
授業科目名 授業科目  産学連携講座A1
開講番号 U2-6 講義コード 0005608
開講期 後期 曜日/講時 金曜日/5講時
単位数 2 カリキュラムマップ 社会性・自律性
授業形態 講義 担当形態 単独
対象学生 大学1 ナンバリングコード G19415
担当教員 一力 知一  
教職課程関連科目
法定規程科目
教職課程関連科目
施行規則に定める科目区分または事項等

授業形態

対面授業

授業形態詳細

企業の第一線で活躍する現役ビジネスパーソンである教員が教える社会・ビジネスで必要なスキル講座。
普段の生活・暮らしと関連のある具体的な事例を豊富に取り上げ、企業の見方、社会の見方を学ぶ。
ビジネス界で数多くの講演やプレゼンを行ってきた教員によるプレゼンテーション実践実習により、本当に使えるプレゼンスキルを身に着ける。
プレゼン実習は、発表者、質問者の役割を決めて行う。プレゼンテーションに慣れていない生徒には要望に応じて個別フォローをいたしますので安心してください。
対面授業だからこそのインタラクティブな講義で、ビジネスコミュニケーション力を身に着ける。

副題

大学で学んだ多くのことを社会で活かすためのスキルを身に着け、社会に貢献できる人材へのステップアップを!

授業の到達目標

・社会・ビジネスで今求められている必要なスキルである論理的思考、仮説思考についての知識を獲得する
・論理的思考、仮説思考を活用し、自分なりの社会課題設定などができるようになる
・財務諸表の分析などの経営分析手法などから企業の戦略などを読み解けるようになる
・課題設定やそこに至る分析などのテーマに基づくプレゼンテーションで相手に伝える力を養う
・実は重要な質問力を養う
・実社会で活躍するロールモデル(自分が目指したい社会人像)をおぼろげなりでもイメージできはじめる

学位授与の方針との関連

論理的思考、仮説思考、ビジネス戦略構築フレームワークなどを学び、プレゼンテーション実習などを通してコミュニケーションスキルを獲得すること
また、講義で教える手法を使えているかという評価に加えて、取り上げるテーマ(社会課題やSDGsなど)に対して自分なりのユニーク性を加えて評価します。

授業の概要

・社会・ビジネスで今求められている必要なスキルである論理的思考、仮説思考についての知識を獲得する
・ビジネスで使われるビジネスフレームワークを使えるようにする
・論理的思考、仮説思考を活用し、自分なりの社会課題設定などができるようになる
・財務諸表の分析などの経営分析手法などから企業の戦略などを読み解けるようになる
・課題設定やそこに至る分析などのテーマに基づくプレゼンテーションで相手に伝える力を養う
・プレゼン力と同じくらい重要な質問力を養う。
・実社会で活躍するロールモデル(自分が目指したい社会人像)をおぼろげなりでもイメージできはじめる

授業計画

第1回:ビジネススキルの前に、まず「そもそもビジネスとは何」?
第2回:判断におけるココロの科学(アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)など)について
第3回:ビジネスを成功に導くビジネスフレームワーク:戦略構築モデルAS IS-To Beモデルについて
第4回:ビジネスを成功に導く思考モデル:仮説思考・論理的思考について
第5回:ビジネスフレームワーク、思考モデル演習:事例を使って考えてみよう。なぜ、芸術が日本にビジネスとして根付かいのか?など
第6回:社会課題事例:暮らしとつながりのある企業事例、障がい者のおかれている現実についてなど
第7回:就活にも役立つ企業の見方「財務データ諸表から企業をみると今まで違ったもの見えてくる」について
第8回:ビジネス界で今、はやっていること:「どうしてNetflixはレンタルビデオ会社から 世界的な映像制作・配信会社に変貌しえたのか」などイノベーションのジレンマから両利き経営へ
第9回:競争力とは:国の競争力、企業の競争力を事例に
第10回:企業が取り組むSDGs、DEI(Diversity, Equity and Inclusion)の事例について
第11回:特別講義:伝える力について
第12回:プレゼンテーションスキルセミナー:上手なプレゼントはどんなもの? 上手な自己紹介ってどうやってつくる?など
第13回:プレゼン作成ワークショップ
第14回:プレゼンテーション実践実習1
第15回:プレゼンテーション実践実習2
定期試験なし

授業時間外学習

 学んだ手法や思考をもとに、改めて日常生活を関心をもって観察(3時間×2回程度)してみて、自分の考えをまとめる。
 プレゼンテーション準備:プレゼン作成(講義後半回から3時間/週)、発表練習(1時間×3回)、質問項目リストアップ(1時間)など

課題に対するフィードバック

プレゼンテーション実践実習においては、発表者に対してはプレゼンスキルのフィードバック、質問者には質問力に関するフィードバックをその場で行う。
特に発表者には、詳細なフィードバックを別途言語化して送付。
発表者個別に合わせたフィードバックを行います。

関連分野

経済・ビジネス、心理・文化、情報系領域

教科書

購入不要。ただ、授業毎に講義資料をデータで配布

参考書

なし

学生へのメッセージ

大学で学んだことを活かして社会で活躍する人材を育成することを目標としており
積極的な授業への参加をお願いします。
また、自分が将来目指す姿を一緒に探せればと思います。

当該科目に関連した実務経験の有無

 現役のビジネスパーソンであり、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)をリード。
 特に業務プロセスの標準化とAI等のデジタル技術を活用したサプライチェーン変革領域の専門家である。
 技術者、経営企画、製造分野、IoTなどを企業の中で歴任している。
 現在は主にエグゼクティブコンサルタントおよびエバンジェリストという役割で、経営者に対してのコンサルティングなど
 高いプレゼンテーション力、コミュニケーション力を活かしている。
 数多くの講演とプレゼンテーションを現在も仕事として行っている。

成績評価の方法

評価項目 配分(%) 評価の観点
受講姿勢 30 自分の意見を述べる機会やプレゼンテーション実習(プレゼン側、質問側)において、積極的な参画および学んだ手法を駆使したり、思考できているか、投げかけに対する意見や質問力を評価。
プレゼン資料 20 プレゼン資料を作成いただく。仮説構築や課題設定力、テーマ設定力、課題に対しての論理的アプローチ、そしてユニークな発想力が表現されているかを点数化
プレゼン演習 50 発表者は、プレゼンスキルを点数化、質問者は、質問内容・構成を点数化

京女AL

振り返り 講義での質問や提出プレゼン、発表プレゼンを事例に、仮設構築・課題設定、論理構造や発想について取り上げて全員で共有
実験・実習・実技 ビジネスの最前線で活躍しているビジネスパーソンによる講演で社会を疑似体験する

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