公開シラバス

年度 2022 年度
授業科目名 授業科目  産学連携講座A1
開講番号 U2-6 講義コード 0005608
開講期 後期 曜日/講時 金曜日/5講時
単位数 2 カリキュラムマップ 社会性・自律性
授業形態 講義 担当形態 単独
対象学生 大学1 ナンバリングコード G15112006
担当教員 一力 知一  
教職課程関連科目
法定規程科目
教職課程関連科目
施行規則に定める科目区分または事項等

授業形態

対面授業
定員:40名

授業形態詳細

企業の第一線で活躍する現役ビジネスパーソンである教員が教える社会・ビジネスで必要なスキル講座。
普段の生活・暮らしと関連のある具体的な事例を豊富に取り上げ、理解しやすく講義を行う。
インタラクティブに講義を進め、ビジネスにおいて重要な質問力、コミュニケーションスキルを養い、プレゼンテーション実践実習により論理的思考、プレゼンスキルを身に着ける。
授業の内容に沿って3回のプレゼン形式での課題提出を行い、最後に一つのプレゼンテーションを完成させる。
プレゼン実習は、発表者、質問者など役割を決めて行う。
※プレゼンテーションに慣れていない受講生には要望に応じて個別フォローをいたしますので安心してください。

副題

大学で学んだ多くのことを社会で活かすためのスキルを身に着け、社会に貢献できる人材へのステップアップを!

授業の到達目標

・社会・ビジネスにおいて必要なスキルである論理的思考、仮説思考についての知識を獲得する
・論理的思考、仮説思考を活用し、自分なりの社会課題設定などができるようになる
・財務諸表の分析などの経営分析手法などから企業の戦略などを読み解けるようになる
・課題設定やそこに至る分析などのテーマに基づくプレゼンテーションで相手に伝える力を養う
・プレゼン力と同じくらい重要な質問力を養う。
・実社会で活躍するロールモデル(自分が目指したい社会人像)をおぼろげなりでもイメージできはじめる

学位授与の方針との関連

論理的思考、仮説思考、ビジネス戦略構築フレームワークなどを学び、プレゼンテーション実習などを通してコミュニケーションスキルを獲得すること
また、講義で教える手法を使えているかという評価に加えて、取り上げるテーマ(社会課題やSDGsなど)に対して自分なりのユニーク性を加えて評価する。

授業の概要

・現役のビジネスパーソンである教員が教える社会で活躍する人材に必要なビジネススキルの入門編
・現在の社会状況や変化などを実例をもとに表面的でない、本質的な社会の見方を学び、視野を広げる。
・学んだ知識を活用し、自分なりの社会課題の見つけ方および解決する方向性などをまとめていき、最後にプレゼンテーション実践実習などを通じて自分のスキルとして獲得する。

授業計画

第1回:ビジネスとは?、企業の存在意義について
第2回:判断におけるココロの科学(アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)など)について
第3回:ビジネスを成功に導く戦略構築モデル:AS IS-To Beモデルについて
第4回:ビジネスを成功に導く思考モデル:仮説思考・論理的思考について
第5回:社会課題のとらえ方:暮らしとつながりのある企業の事例をつかって
第6回:社会課題事例:障がい者のおかれている現実について
第7回:就活にも役立つ企業の見方「財務データから企業をみると今まで違ったものが見えてくる」について
第8回:ビジネス界で今、はやっているテーマ:「どうしてNetflixはレンタルビデオ会社から 世界的な映像制作・配信会社に変貌しえたのか」など
第9回:企業の競争力の考え方「表の競争力と裏の競争力」について
第10回:企業が取り組むSDGs、DEI(Diversity, Equity and Inclusion)の事例について
第11回:これからの企業が必要としていること:データサイエンスとは
第12回:プレゼンテーションスキルセミナー
第13回:プレゼンテーション実践実習1(プレゼン力、質問力、思考レッスン)
第14回:プレゼンテーション実践実習2(プレゼン力、質問力、思考レッスン)
第15回:プレゼンテーション実践実習3(プレゼン力、質問力、思考レッスン)
定期試験なし

授業時間外学習

学んだ手法や思考をもとに、改めて日常生活を関心をもって観察(3時間×2回程度)してみて、自分の考えをまとめる。
プレゼンテーション準備:プレゼン作成(3時間/週)、発表練習(1時間×3回)、質問項目リストアップ(1時間)など
また、他の授業のレポートや発表において学んだビジネススキルを活用してみる。

課題に対するフィードバック

3回(第1回-第4回、第5回-第9回、第10回-第13回)にわけてプレゼンテーション形式(パワーポイント、PDF等)を提出し、授業の冒頭でそれに対する特徴的な指摘事項に対してフィードバックを全員で共有し、他人の意見に触れ、自分の気づきを得ることを重要視する。
プレゼンテーション実践実習においては、発表者に対してはプレゼンスキルのフィードバック、質問者には質問力に関するフィードバックをその場で行う。

関連分野

経済・ビジネス、心理・文化、情報系領域

教科書

購入不要。ただし、授業毎に講義資料をデータで配布

参考書

なし

学生へのメッセージ

大学で学んだことを活かして社会で活躍する人材を育成することを目標としており、積極的な授業への参加をお願いします。
知っているだけでなくそれを使える人材が求められています。
ビジネス界で実践されている主な手法は、どんな分野でも将来とっても役立ちます!

当該科目に関連した実務経験の有無

現役のビジネスパーソンであり、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)をリードしている。
特に業務プロセスの標準化とAI等のデジタル技術を活用したサプライチェーン変革領域の専門家である。
技術者、経営企画、製造分野、IoTなどを企業の中で歴任している。
また、現在は主にコンサルタントおよびエバンジェリストという役割で、経営者に対してのコンサルティングなど、高いプレゼンテーション力、コミュニケーション力を活かしている。

成績評価の方法

評価項目 配分(%) 評価の観点
受講態度 50 自分の意見を述べる機会やプレゼンテーション実習(プレゼン側、質問側)において、積極的な参画や学んだ手法を駆使したり、思考できているかを評価。また、ロールプレイで行うプレゼンテーション実習において、プレゼン先である顧客(私が演じます)の課題やニーズなどを引き出したり、自分なりの調査などプレゼン資料を作るというプロセスも評価します。
レポート 50 授業の内容に沿って3回のプレゼン形式での課題提出を行い、最後に一つのプレゼンテーションを完成させる形式であり、仮説構築や課題設定力、課題に対しての論理的に構築、そしてユニークな発想力が表現され、それが人に伝わっているかの視点で 最終プレゼン資料および3回の提出課題を評価。

京女AL

振り返り 提出レポートを事例に、仮設構築・課題設定、論理構造や発想について取り上げて全員で共有
実験・実習・実技 ビジネスの最前線で活躍しているビジネスパーソンによる講演で社会を疑似体験する

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