Academic Year | 2022 Academic Year | ||||
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Class Subject Name | Subject 教科に関する専門的事項【マルチメディア表現・マルチメディア技術(実習を含む。)】 | ||||
Syllabus No | K1-127 | Lecture Code | 0004627 | ||
Term | First Semester | Day,Period | Friday/Period 7 | ||
Credits | 2 | Curriculum Map | 知識・理解 | ||
Subject Type | 講義 | Charge Type | 単独 | ||
Target Student | 現社1 | Numbering Code | P11112031 | ||
Faculty Member | 宮下 健輔 | ||||
Subject Provision Subject |
教科及び教科の指導法に関する科目(高-情報)【必修】 | ||||
Subject Regulations Subject |
教科に関する専門的事項【マルチメディア表現・マルチメディア技術(実習を含む。)】 |
オンデマンド
講義動画を視聴してもらい,小テストやミニレポートによって理解度を確認し,期末レポートを評価する.
授業に関する連絡等はTeamsで行う.Teamsへの参加方法は京女ポータルLMSで案内する.
情報科学や情報工学の基礎知識を身につける
情報科学と情報工学について基礎知識を学び,幅広く「情報学」に関する理解を深める.高校で履修した「情報」の知識を磨き,世の中の(特に情報技術についての)解像度を上げよう.
現代社会の諸分野について高度の専門的知識・理解・技能のための基礎を身につけ,特に情報通信技術(ICT)を活用するための基礎となる.
理論的な考え方に対する理解を深めつつ,身近な話題や最新の話題を盛り込み,できるだけわかりやすい講義を目指す.特に身の回りの製品やサービスを支えている情報技術を見抜けるような基礎知識を身に付けてもらえるような構成にしている.
また,第3回と第B回にはネットワンシステムズ株式会社からゲスト講師を迎えて,学術一辺倒でない現代社会と情報技術との関わりについて話していただく予定である.さらに,本学部卒業生のITエンジニアを呼んで話を聞くことも予定している(これは授業時間外にイベントとして開催予定).
1: はじめに(ガイダンス):授業の趣旨と目的,到達目標,授業の流れと主な内容,評価方法
2: 情報技術と現代社会:情報とは何か,データと情報の違い,情報と知識の違い,著作権など
3: ゲスト講師による講演(テーマ:情報技術と現代社会)
4: デジタル表現:2進・8進・16進数の四則演算,基数変換,補数,符号化(実習課題)
5: データ処理技術:文字・画像・音・映像などのデジタル化(実習課題)
6: コンピュータの動作原理:コンピュータの構造,論理演算,電子回路,記憶装置,オペレーティングシステム
7: コンピュータの歴史:チューリングマシン,ノイマン型コンピュータ
8: ソフトウェア:アルゴリズム,プログラミング(実習課題)
9: 通信技術:インターネットの歴史,TCP/IP
A: 情報セキュリティ:暗号,ハッシュ,デジタル署名(実習課題)
B: ゲスト講師による講演(テーマ:現代社会における情報セキュリティ)
C: 人間とコンピュータ:Society5.0,シンギュラリティ,ユーザインタフェース,AR,MR
D: メディアリテラシー:SNS,フェイクニュース,デマ・風評被害(実習課題)
E: 人工知能:機械学習,技術と倫理
F: おわりに(まとめ):授業の趣旨と総括,情報技術の未来(期末レポート)
入門的科目なので特に予習をしなくても,高校で履修した「情報」程度の前提知識で理解できるよう心掛けたい.しかしその半面,授業内容を受けて考察したり調査したりといった発展的学習をそれぞれで展開してもらいたい.
授業の一環として本学部卒業生のITエンジニアを呼んで話を聞くことも予定している(これは授業時間外にイベントとして開催)ので積極的に参加してもらいたい.
基本的に授業中やTeams上で行う.
情報系科目前半の基礎となる科目である.
特に指定しない
中野明, IT全史 情報技術の250年を読む, 祥伝社 (2017)
ブライアン・カーニハン (著), 坂村 健 (その他), 酒匂 寛 (翻訳), 教養としてのコンピューターサイエンス講義 今こそ知っておくべき「デジタル世界」の基礎知識, 日経BP (2020)
この科目の内容は,社会常識の一つとして知っておくとよいと思う.他のアプローチ科目も合わせて,幅広い分野に入門してみよう.世界の解像度を上げよう.
No Data
Item No | Distribution | Evaluation View |
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ミニレポート | 30 | 授業動画視聴後に授業内容についてのコメントを求めます |
小テスト | 30 | 授業内容に関する知識の定着度を見ます |
期末レポート | 40 | 授業全体を通じた理解度,考察の深さなどを見ます |
反転授業 | 授業内容に関連した発展学習をそれぞれで展開する |
実験・実習・実技 | 各自のPCで情報収集や記録を行うことを推奨する |