年度 | 2021 年度 | ||||
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授業科目名 | 連携活動科目 連携課題研究 | ||||
開講番号 | U2-14 | 講義コード | 0005615 | ||
開講期 | 通年 | 曜日/講時 | その他・その他 | ||
単位数 | 2 | カリキュラムマップ | 社会性・自律性 | ||
授業形態 | 演習 | 担当形態 | 単独 | ||
対象学生 | 大学2 | ナンバリングコード | G15222012 | ||
担当教員 | |||||
教職課程関連科目 法定規程科目 |
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教職課程関連科目 施行規則に定める科目区分または事項等 |
対面授業
<実施形態について>
15回の授業を、[1]、[2]、[3、4、5]、[6、7]、[8、9、10、11、12]、[13、14]、[15]の7日の日程に分けて実施を計画している。
この授業では、ディスカッションやグループ学習、体験実習を計画しているため、対面授業をおこなう。
<日程について>
[1]は、4月14日(水)5限に実施
[2]は、4月28日(水)5限に実施
それ以降の日程は受講生と話し合って調整し決定する。
[3、4、5]の工房訪問は、現地集合、現地解散、交通費自己負担となる。(最寄駅:地下鉄東西線「二条城前」、市バス「二条城前」)
京都の伝統的染織産業の参加体験型課題研究
・京都の伝統的染織産業の技術や背景についての知識を得る。
・染織技術を体験し、固有の魅力や特色について知る。
・自らの体験と知識を融合し、オリジナルの提案と発表をおこなう。
【社会性・自律性】
学外活動を通して、社会の規範やルールに従い責任感のある行動をおこなう。また、グループワークによって、組織の中での役割を認識し、協調性を持ちながら個々の力を発揮する機会を創出する。伝統染織産業が抱える課題を発見し、解決するための提案をおこなうことにより、産業継承への貢献を目指す。
本授業では、京都の地において長年育まれてきた伝統的産業である着物の染色技術の奥深さを知るとともに、現代の課題を発見し、解決に導く手法を考察する。
前期では、工房を訪問し、テーマとなる染色の見学をおこない知識を深めるとともに、京都の伝統的産業を活用した取り組み事例をリサーチし実態を把握する。それぞれのリサーチについてのディスカッションを通して、現代における伝統的染色産業の役割と今後の可能性を探る。
後期では、本学に職人を招いて染色実習を体験し、受講生らは自ら体得した染色の魅力や課題点について細やかに取材する。体験と取材の実施は、グループワークのなかで受講生各自が役割をもって進行する。授業最終日では、経験によって発見した内容を取り入れ、伝統的産業の継承について自らの提案をまとめ、発表する。
1. オリエンテーション:京都の伝統染織産業と京都女子大学の取り組み
2. 京都の伝統的染色技法:特別講義「マドレー染の変遷と技術について」生活造形学科青木美保子教授
3. [学外] 工房訪問(株式会社マドレー 京都市中京区)
4. [学外] 工房訪問
5. [学外]連携課題の整理と分析
6. 伝統的染織産業を活用した取り組みについてのリサーチ発表
7. 染色技術の体験について(事前学習)
8. 染色技術の体験と取材(準備、設営)
9. 染色技術の体験と取材 (ロールプレイング)
10. 染色技術の体験と取材(実施)
11. 染色技術の体験と取材(取材)
12. 染色技術の体験と取材(聞き取り調査)
13. 体験の振り返り、フィードバック
14. プラン提案の企画書作成
15. プラン提案の発表、合評
授業内で配布するリサーチ用紙を用いて、京都の伝統染織技術を活用した商品やイベントなどの事例を数多く情報収集する。リサーチ発表以降は、個人テーマを絞り込んで取材や調査をおこない、提案書を作成し、最終日のプレゼンテーションに備える。
・発表をおこなうときは、資料の準備段階において個別に、発表の手法への具体的なアドバイスを行う。
・発表をおこなう授業では、ディスカッション形式にて意見交換や評価をおこなう。
・リサーチシート、提案書などの提出物は、LMSを活用して個別にコメントを記入する。
地域連携/地場産業/伝統産業/染織/企画
[購入不要]教科書なし
授業内にて適宜紹介する
・工房訪問受け入れ、実習の都合等により受講定員20名とする。(定員を超える場合は抽選)
・3回目以降の授業実施日は受講生と相談のうえ決定する。
・工房訪問および実習への参加は、評価のため必須とする。
染織を活用した商品やイベントの事例等、日ごろから広い視野を持ってリサーチし、授業で活かしてください。知識を得て、考え、実践し、提案するまでの一連の流れを体験しながら学びましょう。
授業初回にメールアドレスを公開するので、質問があればメールを利用すること
下記の内容等を個人事業officeMAARUにて業務をおこなっている。
・京都の染織技術を活かしたアパレル商品企画、ブランディング
・着物の紋様のデジタルデータ作成、テキスタイルデザイン
・家紋を取り入れた商品企画、プロモーション、販売
・地域の特色を取り入れたイラストの制作、グッズ制作、製造販売
評価項目 | 配分(%) | 評価の観点 |
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授業への参加度 | 30 | 積極的な姿勢、発言等 |
グループワークへの貢献度 | 30 | 目的を持った自主的な行動、協調する姿勢等 |
提案発表 | 40 | 経験を生かした提案内容 |
グループ学習 | 体験実習の計画、実習当日は役割をもって活動する |
ディスカッション | プレゼンテーション、リサーチ発表等に互いの意見を積極的に交わす |
プレゼンテーション | 個人のテーマを持ち、体験で得たものを活かした提案をおこなう |
フィールドワーク | 工房を訪問し知識を深める |