年度 | 2020 年度 | ||||
---|---|---|---|---|---|
授業科目名 | 連携活動科目 連携課題研究 | ||||
開講番号 | U2-14 | 講義コード | 0005515 | ||
開講期 | 通年 | 曜日/講時 | その他 その他 | ||
単位数 | 2 | カリキュラムマップ | 社会性・自律性 | ||
授業形態 | 演習 | 担当形態 | 単独 | ||
対象学生 | 大学2 | ナンバリングコード | |||
担当教員 | |||||
教職課程関連科目 法定規程科目 |
|||||
教職課程関連科目 施行規則に定める科目区分または事項等 |
京都の伝統的染織産業の参加体験型課題研究
・京都の伝統的染織産業の技術と背景についての知識を得る。
・染織技術を体験し、固有の魅力や特色について知る。
・参加体験型のイベントを計画し実施する。
・自らの経験を生かした提案と発表をおこなう。
【社会性・自律性】
学外活動を通して、社会の規範やルールに従い責任感のある行動をおこなう。また、グループワークによって、組織の中での役割を認識し、協調性を持ちながら個々の力を発揮する機会を創出する。伝統染織産業が抱える課題を発見し、解決するための提案をおこなうことにより、産業の継承への貢献を目指す。
本授業では、京都の地において長年育まれてきた伝統的産業である着物の染色技術の奥深さを知るとともに、現代の課題を発見し、解決に導く手法を考察する。
前期では、工房を訪問し、受講生自らがテーマとなる染色の体験をおこない知識を深めるとともに、京都の伝統的産業を活用した取り組み事例を多く調べ、参考にしながら、技術の魅力や特色を広く発信するイベント実施の計画をおこなう。後期では、計画したイベントを実施し、その効果を確認する。イベントの計画と実施は、グループワークのなかで受講生各自が役割をもって進行する。授業最終日では、イベント実施の経験で発見した内容を取り入れ、伝統的産業の継承について自らの提案をまとめ、発表する。
1. オリエンテーション:京都の伝統染織産業と京都女子大学の取り組み
2. 工房訪問にむけての事前学習:伝統染色技法マドレー染について
3. 工房訪問
4. 工房訪問
5. 連携課題の整理と分析
6. 伝統的産業を活用した取り組みについてのリサーチ、発表
7. 参加体験型イベント(実施計画、プロモーション計画)
8. 参加体験型イベント(準備、ロールプレイング)
9. 参加体験型イベント (プロモーション)
10. 参加体験型イベント(開催の設営)
11. 参加体験型イベント(実施)
12. 参加体験型イベント(参加者への調査、聞き取り)
13. 調査結果の分析
14. イベント実施のまとめ、提案資料作成
15. 伝統的産業の取り組みと提案についての発表、合評
授業内で配布するリサーチペーパーに、京都の伝統染織技術を活用した商品やイベントなどの事例を数多く情報収集する。リサーチ発表以降は、個人テーマを絞り込んで取材や調査をおこない、提案書を作成し、最終日のプレゼンテーションに備える。
・発表をおこなうときは、資料の準備段階において個別に、発表の手法への具体的なアドバイスを行う。
・リサーチシート、提案書などの提出物は、コメントを記入して返却する。
・最終日の発表では、ディスカッション形式にて意見交換や評価をおこなう。
地域連携/地場産業/伝統産業/染織/企画
[購入不要]教科書なし
授業内にて適宜紹介する
・工房訪問受け入れ範囲、イベント実施の都合等により、受講定員20名とする。(定員を超える場合は抽選とする。)
・2回目以降の授業実施日については受講生と日程調整相談のうえ決定する。
・工房訪問および参加体験型イベント実施への参加を、評価のための必須条件とする。
着物染織を活用したプロダクトや洋服などの商品やイベントの事例等、日ごろから広い視野を持ってリサーチし、授業内で活かしてください。知識を得て、考え、実践し、提案するまでの一連の流れを体験しながら学んでいきましょう。
授業初回にメールアドレスを公開するので、質問があればメールを利用すること
無
評価項目 | 配分(%) | 評価の観点 |
---|---|---|
授業への参加度 | 30 | 積極的な姿勢、発言等 |
グループワークへの貢献度 | 30 | 目的を持った自主的な行動、協調する姿勢等 |
提案発表 | 40 | 経験を生かした提案内容 |
グループ学習 | イベントの実施に向けて役割をもって活動する |
ディスカッション | イベント計画やプレゼンテーション発表後等に互いの意見を交わす |
プレゼンテーション | 個人のテーマを見つけ、授業で得た経験による提案をおこなつ |
フィールドワーク | 工房を訪問し体験する |