公開シラバス

年度 2020 年度
授業科目名 連携活動科目  産学連携講座B3
開講番号 U2-11 講義コード 0005512
開講期 前期 曜日/講時 水曜日 2講時
単位数 2 カリキュラムマップ 社会性・自律性
授業形態 講義 担当形態 単独
対象学生 大学2 ナンバリングコード
担当教員
教職課程関連科目
法定規程科目
教職課程関連科目
施行規則に定める科目区分または事項等

副題

働く女性のための基礎講座

授業の到達目標

1.働く上で知っておくべき基礎知識を習得する。
2.働く楽しさや労働環境の実態を学ぶ。
3.将来働くことに備えて、職業や企業を選択できる力を養う。

学位授与の方針との関連

働くことの基礎知識を得る。

授業の概要

労働組合や企業・公務などの実務担当者をゲストスピーカーとして招き、それぞれの分野からみた働くことに必要な基礎知識について学ぶ、オムニバス形式の授業です。働くことについての課題を多角的視点から理解し、かつ課題解決に向けて学生自身が主体的に取り組むこと、自らの働き方を学生が考え行動できるように促進することを目的としています。

授業の計画

第1回 イントロダクション 担当教員と連合京都会長
 連合京都の会長を招き、本講義の概要や目的など受講に当たって理解しておくべき事項について、
 担当教員とともに解説する。
第2回 労働者の権利を知る:労働組合とは
 連合京都から講師を招き、労働者の権利について基礎的な用語や労働法について学ぶ。
第3回 ワークルールを考える1
 連合京都から講師を招き、アルバイトを事例に労働問題の実情を知る。
第4回   ワークルールを考える2
 連合京都から講師を招き、労働に関する法律を職場の事例から学ぶ
第4回 ワークルールを考える3
 連合京都から講師を招き、ワーク・ライフ・バランスが取れた働き方について学ぶ。
第5回  ワークルールを考える4
 連合京都から講師を招き、雇用における男女平等やハラスメントについて学ぶ。
第6回  京都の労働者の状況と相談窓口
 京都府から講師を招き、オール京都の体制で取り組まれている若者の就労支援の実情について理解する。
第7回  職場の現状と課題(メーカー)
 メーカーの現場から講師を招き、産業の特色と職場の状況について理解する。
第8回 職場の現状と課題(旅客・運輸業)
 旅客・運輸業の現場から講師(JR連合を予定)を招き、産業の特色と職場の状況について理解する。
第9回  職場の現状と課題(金融業)
 金融業の現場から講師(生保労連を予定)を招き、産業の特色と職場の状況について理解する。
第10回  職場の現状と課題(製造業)
 製造業の現場から講師(電機連合を予定)を招き、産業の特色と職場の状況について理解する。
第11回 働くことを軸とする安心社会に向けて
 連合本部から講師(連合会長を予定)を招き、働くことと安心社会構築の関係について学ぶ。
第12回 職場の現状と課題(小売業)
 小売業の現場から講師(UAゼンセンを予定)を招き、産業の特色と職場の状況について理解する。
第13回 公務職場の現状と課題
 公務員の現場から講師(自治労)を招き、職場の特色と職場の状況について理解する。
第14回 労働者の生活設計を考える
 ろうきんやCoop共済から講師を招き、労働者のため生活設計支援の仕組みについて学ぶ。
第15回 全体のまとめ
 これまでのアンケート・質問への答えや説明、担当教員による総括

招聘する外部講師の都合や新型コロナウィルスの状況によって授業計画に変更が生じる場合があります。
授業開始当初の数回は、授業の内容を録音し、音声データをポータルにアップすることを予定しています。授業出席が難しい学生は、ポータルの配布資料並びに音声データをもとに授業内容について学びを深められるように配慮します。
授業のスケジュールに関する情報はポータルにアップしますの

授業時間外の学習について

予習
毎回のゲストスピーカーの所属組織や業界の概要について、事前にホームページから情報を収集し、事前課題に取り組み、授業時に提出(授業出席が難しい学生はポータルにアップ)する。
復習
①授業で提示された専門用語・課題について、情報を収集する。
②授業の内容に、授業後自分で収集した情報を追加して考察した結果をレポートにまとめ提出する(授業内もしくはポータルアップ)。
③関心をもった業界や企業、また働き方についてに調べる。

課題に関するフィードバック

授業内の学びを毎回事後課題で確認する。提出された事後課題の講評や、学生からの質問に対してフードバックを授業時間内に行う。

関連分野

「連携活動入門」「産学連携講座A!」「産学連携講座B1」「産学連携講座B2」「経営戦略論」「組織マネジメント論」

教科書

特になし

参考書

現時点では、特になし
必要な場合は、授業中に適宜指示します。

学生へのメッセージ

働くことは、今後のみなさんの人生ので大きなウェイトを占めます。この授業を通して、働くことへの不安を取り除き、社会の担い手として「期待されている存在」だという理解を持ってもらえるようになることを期待しています。
一般企業や地域の企業、公務員、教員への就職を希望する学生にも役立つ授業です。
積極的に学び、主体的に考える姿勢が、学びを深めるために重要です。

オフィスアワー(質問対応)

水曜日の昼休みに研究室で対応する(事前にメールで予約することが望ましい)。

当該科目に関連した実務経験の有無

成績評価の方法

評価項目 配分(%) 評価の観点
授業参加態度評価 30 毎回の授業終了後提出するのコメントペーパーをもとに授業内容の理解度を確認
授業内容理解 30 授業内容の正確な理解をもとに考察を深める。
期末レポート 40 授業で学んだことを踏まえて、考察を深め論理的に自分の考えをまとめる。

京女AL

振り返り 授業で提示された課題について情報を自ら収集し、さらに考察を深めてレポートにまとめる。
授業時間外学習 予習課題について調べる
ディスカッション ゲスト・スピーカーと質疑応答を行います。

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