年度 | 2023 年度 | ||||
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授業科目名 | 授業科目 応用データベース | ||||
開講番号 | K3-142 | 講義コード | 0004917 | ||
開講期 | 後期 | 曜日/講時 | 月曜日/2講時 | ||
単位数 | 2 | カリキュラムマップ | 汎用的技能 | ||
授業形態 | 演習 | 担当形態 | 単独 | ||
対象学生 | 現社3 | ナンバリングコード | |||
担当教員 | 宮下 健輔 | ||||
教職課程関連科目 法定規程科目 |
教科及び教科の指導法に関する科目(高-情報) | ||||
教職課程関連科目 施行規則に定める科目区分または事項等 |
教科に関する専門的事項 【情報システム(実習を含む。)】 |
対面形式
対面授業を予定しているが,社会情勢によりオンライン形式やオンデマンド形式に変更することがある.
授業に関する連絡等はTeamsで行う.Teamsへの参加方法は9月中に京女ポータルLMSで案内する.
Ruby on Railsによるアプリケーション開発実習
広く普及しているRuby on Rails (https://rubyonrails.org) というフレームワークを利用したWWWアプリケーションの製作を通じて,WWWとデータベースが連携したシステムについての理解を深め,Railsアプリケーションの作成スキルを身に付ける.また,エンジニアに必須の,WWW上にある文書を読んで理解する能力,その文書の想定している状況と自分の置かれている状況を冷静に比較しその差異を埋める能力,などを養成する.
現代社会の諸分野について、高度の専門的知識・理解・技能を有している。
情報通信技術(ICT)を活用することができる。
各自のノートPCを利用してWWW上の文書を読みながらクラウド環境にアクセスし実習を行う.ノートPCでは,ChromeやFirefoxのような一般的なWWWブラウザが動作すればOK.
データベース(SQL),Rubyによるプログラミング,HTMLとCSS,JavaScript等を要素技術として組み合せ,WWWアプリケーションを作成する流れを体験できる.
基本的に自分で教科書を読んで理解しながら各自で実習を進めるので,対面式の場合は教室に集った人どうしで,そうでないときはTeams上でコミュニケーションをとりながら疑問点を解決しつつ実習を進めると良い.この教科書で学んでいる人は非常に多いので,WWW上で検索すればたくさんの記事が見つかる.エンジニアとして疑問やトラブルを解決するスキルを学ぶ授業としても役立つと思われる.
教員とTAは最後のセーフティネットとして活用してほしい.
1 授業概要の説明,開発環境(AWS Cloud9)の構築
2 進度の目安:第2章 Toyアプリケーション
3 進度の目安:第3章 ほぼ静的なページの作成
4 進度の目安:第4章 Rails風味のRuby
5 進度の目安:第5章 レイアウトを作成する
6 進度の目安:第6章 ユーザーのモデルを作成する
7 進度の目安:第7章 ユーザー登録
8 振り返り,進度調整
9 進度の目安:第8章基本的なログイン機構
A 進度の目安:第9章 発展的なログイン機構
B 進度の目安:第10章 ユーザーの更新・表示・削除
C 進度の目安:第11章アカウントの有効化
D 進度の目安:第12章 パスワードの再設定
E 進度の目安:第13章 ユーザーのマイクロポスト
F 進度の目安:第14章 ユーザーをフォローする
上記の授業の計画はあくまでも目安である.基本的には各自のペースで演習を進めると良いが,最低でも週に一度,半日程度は集中して実習する必要がある.修了するのに4〜5時間必要になる章もある.1人でもくもくと作業することが多いが,同じ教科書で学んでいる人は多く,WWWを検索したりTeamsで問い合わせればきっと誰かが応えてくれる.
授業内およびTeams上で行う
情報学アプローチから始まる一連の情報系科目等
Ruby on Rails チュートリアル第7版
https://railstutorial.jp/chapters/beginning?version=7.0
Paiza ラーニング(https://paiza.jp/works)や Progate (https://prog-8.com) にあるSQLやRuby,Javascriptなどのコースが参考になるので,理解が足りないと感じたときはここで知識を補える.
授業中に限らず,お互いに協力して助け合うことを心がけよう.
教科書の内容にわかりづらいところがあったり(たぶんたくさんある),前提となる知識の不足を感じたときはWWW上で検索したり文献を漁ったりして理解の補強に努めよう.
知識やスキルは共有しよう.
無
評価項目 | 配分(%) | 評価の観点 |
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進度および理解度 | 50 | 期中に数回アンケートで確認 |
期末レポート | 40 | 授業内容の理解度 |
その他 | 10 | 参加の積極性など |
反転授業 | 技術的な文書を読み,内容を理解して自分の環境で実際に試す |
ディスカッション | 知識の不足を補い合い,得た知識は共有する |
実験・実習・実技 | ノートPCを利用して実習する |