公開シラバス

年度 2023 年度
授業科目名 授業科目  情報リテラシー
開講番号 C1-137 講義コード 0007736
開講期 前期 曜日/講時 月曜日/3講時
単位数 2 カリキュラムマップ 汎用的技能
授業形態 演習 担当形態 単独
対象学生 データ1 ナンバリングコード C11322
担当教員 座古 亜紀  
教職課程関連科目
法定規程科目
教職課程関連科目
施行規則に定める科目区分または事項等

授業形態

対面授業

授業形態詳細

15回全て教室にて実施する。
パソコンやOffice系ソフトの操作を実機演習により習得する。
中盤にグループワークを行うことで学習テーマについて意見交換しながら成果物を作成する。

副題

情報活用の基礎知識と基礎的手法を系統的に学ぶ。

授業の到達目標

情報システムを学生生活で生かすための基礎を学ぶ。また社会生活で必要なIT系の基礎的技法と基礎知識を系統的に習得する。

学位授与の方針との関連

・数量データを含む多様な情報を収集・分析・表現し、活用するためのリテラシーを理解している。
・情報技術(ICT)について理解し、活用するために自分の言葉で仕組みを説明することができる。

授業の概要

社会基盤としてのICT(情報コミュニケーション技術)を学生生活で生かすための知識とスキルについて、総合学習を交えて実践的に習得する。また加速度的に発展する情報システム技術を社会生活で活かすための情報リテラシーについて、統合的な座学とグループ討論等を通して主体的に学ぶ。

授業計画

1.大学の情報環境
・授業の目的/到達目標
・PCの基本操作
・学内環境の利用方法
・教材、e-Learningについて
・メールのマナーと署名作成
・Office365、Onedrive、Teams

2.情報とコミュニケーション
・情報とは
・情報システムと社会
・情報伝達と通信技術
・情報通信とコミュニケーション
・情報格差
・オンラインツール

3.情報の表現とアクセシビリティ
・情報の表現
・情報倫理、アクセシビリティ
・データの活用
・仮想現実、複合現実
・機械学習

4.情報社会の法と権利
・情報社会の問題点
・著作権、知的財産権
・肖像権、パブリシティ権
・個人情報保護法
・情報技術の進展に伴う法の変化

5.総合学習-1・データの処理と分析-1
・レポート作成の目的とテーマ選び
・データの収集と処理・分析
・集めた情報の運用方法
・テーマの議論と決定(PBLワーク)

6.総合学習-2
・レポート作成時の注意点
・論理的思考
・アウトライン設計について
・レポート作成(PBLワーク)

7.総合学習-3・データの処理と分析-2
・分析のプロセス
・数値分析、統計
・図解表現、グラフ化
・レポート作成(PBLワーク)

8.総合学習-4
・相互評価
・レポートのブラッシュアップ
・レポートのスライド化(PBLワーク)

9.総合学習-5
・フィードバックとブラッシュアップ(PBLワーク)
・相互評価
・クラス横断評価について
・PBL振り返りとまとめ"

10.データベース
・データベースとは
・データベースの形と種類
・データの抽出
・データべースの設計とモデル化

11.ディジタル表現-1(色、画像)
・コンピュータにおける画像や文字
・アナログ情報からディジタル情報へ
・画像フォーマット
・静止画と動画の特性

12.ディジタル表現-2(音)
・音声情報のディジタル化
・音データの特性と音声フォーマット
・音データと動画データの特性
・AIの活用と音声合成

13.アルゴリズムとプログラミング
・コンピュータにおける問題解決の考え方
・アルゴリズムとは
・プログラミングとは
・プログラミングの手法
・プログラミング演習"

14.ネットワークとセキュリティ
・ネットワークとは
・インターネットとセキュリティ
・コンピュータウイルスや不正アクセスと対策
・個人のセキュリティ対策

15.現代社会と情報システム
・情報システムとディジタル経済
・Society5.0
・変わる行政やまちづくり
・社会問題との関わり
・AIに代替されない力


授業時間外学習

この授業では予習・復習など、自主学習を行うことを前提としている。課題等、自主学習のガイドラインは提示する。知りたいこと・分からないことを主体的に調べ、理解する取り組みを期待する。

課題に対するフィードバック

授業中に指示する。

関連分野

データ・AIリテラシー、情報基礎、データ・AI基礎

教科書

【購入必要】『イチからしっかり学ぶ!Office基礎と情報モラル365&2021対応』noa出版

参考書

授業中に指示する。

学生へのメッセージ

この授業の到達目標は、大学の情報環境を理解し、情報系の基礎的知識と実践的手法を総合的に学ぶことである。そのテーマは情報とコミュニケーション、情報の表現とアクセシビリティ、情報社会の法と権利、データベース、データの処理と分析、ディジタル表現(画像・色・音)、アルゴリズムとプログラミング、ネットワークとセキュリティ、現代社会と情報システムなどである。これらのテーマをグループワークを交えながら学習する。

当該科目に関連した実務経験の有無

成績評価の方法

評価項目 配分(%) 評価の観点
授業内外の学習成績 15 授業内で取り組む演習課題の提出状況や、内容の完成度、授業内容に関する宿題等
事前学習の取り組み(予習・復習、e-Learning等) 35 予習課題の提出、e-Learningコンテンツの学習等
PBL・到達度確認テスト 50 到達度確認課題、授業内試験、PBL成果物

京女AL

振り返り 事前事後学習を授業内で指示をする
PBL(課題解決型学習) 授業内で行う
反転授業 事前事後学習を授業内で指示をする
グループ学習 授業内で行う
ディスカッション 授業内で行う
実験・実習・実技 実習を行う

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